シオガマとマツシマ、ふたつ合わせて星五つ。
(「観光地のミシュラン」である「ミシュラン グリーンガイド」にて塩竈は二つ星、松島は三つ星を獲得しました。)
良い観光地とは、「住んで楽しい」観光地だ。
駐車場から出て、区画された美しい空間を散策する。
また車に乗って、区画された美しい別の空間へ。
そんな観光、ちっとも面白くない。
そんなんじゃなくて、もっと「その土地の、生きているもの」に出会いたい。
地元のおばちゃんが、どんな方言で話すのか?
地元の人たちは、いつもどんなものを食べているのか?
観光客が行かない、地元の本当に美味しい店はどこなのか?
そんな事を知ると、本当に「その土地に行った!」という気持ちになる。
そして、その人の心の中でいつまでも生き生きと新鮮であり続ける。
そこには「作られた景色」ではなく、本当の「ニンゲン」がいるから。
「ニンゲン」に、会いたい。
そのために、そこへ行く。