道楽宴其之伍 シオガマとムシマル

 

裏話あれこれ。

私的「あの伝説の舞踏」から6年。

今から6年前、藤條虫丸さんが塩竈に来て踊った事がある。

その時は塩竈市杉村惇美術館の「和室」で、私と妻の演奏で踊った。観客は若干名であったが、舞踏の内容は今まで私が見た中ではダントツのベストであった。

 

観客の数が多かろうか少なかろうが、疲れていようがいまいが、虫丸さんは決して「手を抜く」という事をしない。

この時、虫丸さんは全国ツアーの総仕上げとして塩竈に来ており、疲れはもうピークを超えていた。

その最悪のコンディションの中、僅かの観客の為に最後の力を振り絞って全力の表現をした。

その事が今だに忘れられない。

 

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そして、今年の9月11日。

虫丸さんが再び塩竈市杉村惇美術館の、今度は「大講堂」で踊る。

こういう「舞踏」の類は、映像で残ったものよりも圧倒的に「生」の方が良いのが常であるが、今回は話が違ってくる。

最初から映像作品を作るのをメインで考え、プロに撮影と編集を依頼している。

虫丸さんがこの美しいアーチ空間をどの様に歪ませるか、それをプロの映像家がどの様に切り取るのか、今から楽しみでしょうがない。

 

映像は編集作業を経て、9月末頃公開予定。詳細が決定したらこのHPにて公開します。