基礎知識編2:人間のなりたち その1

みーんな、神様悪趣味のせい。

 

「ほれ、あそこに『人間』の最初のやつらがいるジャロ?」

 

あぁ、超有名人ですよ。最近はアフリカ人って事になってますが。

 

「・・・標準語に戻ったな。こいつらにコレを食わせてやろう。」

 

あー、林檎ですか。ベタですねぇー。

 

「これに『知性』と『エゴ』を入れてやるんじゃ! ヒッヒッヒッ!」

 

・・・・・あんた、本当に神様?

 

「そーれ、あいつら食うぞ!食うぞ!!」

 

・・・浜ちゃん、あんたは。

 

「・・・・・食ったー! ヤッター!!」

 

あーあ。泣いちゃってますよ。可哀想に。

 

「・・・おぉ!! これが憧れの『苦しみ』か! なるほど、苦しい、苦しい!!」

 

なに喜んでるんですか。やっぱマゾですねぇ。

まぁ、全ては貴方ですから、彼らの苦しみは貴方の苦しみにもなりますね。

でも彼らの身にもなって下さいよ! 可哀想とは思わないんですか?

 

「思わんな。奴らは『苦しみ』を味わう事で、最後の『永遠の喜び』がより一層美味しくなるんじゃ!」

 

「腹が減ってりゃ何でも美味い」の法則ですね。

でも、一生をかけてそれをやらせるのはちょっと残酷じゃないですか?

・・・つーか普通一生じゃ足りなくて、何十生もかけなきゃ気づかないでしょ?

 

「腹が減れば減るほど、握り飯が旨くなるんじゃよ。」

 

人の一生をおにぎり一個くらいにしか考えてないんだからなぁ、あんたは。

 

「何しろ神じゃからな。」

 

ハイハイ。パンパン。

 

「適当な柏手じゃな。まあいい。これで俺の退屈も紛れるわい! 良き哉、良き哉。」

 

「良き哉」じゃないですよ! こっちの身にもなって下さいよ!

 

「うっせぇ! 俺は『神』だぞ!」

 

急にヤンキーモードに入りましたね。でもそれってただのワガママですよ。

 

「いーんだもーん。神なんだもーん。」

 

子供か。

・・・ふう。神様ってもっと威厳があると思ってたんだけどなぁ。

 

「現実はこんなもんじゃよ。」

 

リーサラのおっさんか、あんたは。

 

 つづく