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人間とは、知性である

 「知性」

そう聞いて

 

アスペルガーの東大生が

眼鏡の端をクイっと上げる様を

思い浮かべたら

 

明文化された規則だけを

機械的に守る役人を

思い浮かべたら

 

他人の感情を無視して

計算だけで動く人間を

思い浮かべたら

 

あなたは「知性」とは何かを知らない

それらは唯の「頭脳」

 

知性とは

試験で高得点を取る為のものではなく

人間を無視して文章に従う為のものでもなく

金儲けの道具でもなく

言い訳の製造装置でもなく

仲間外れにされない為の 

綱渡りの天秤棒でもない

 

そんな知性の使い方など

ただ下らない

 

知性とは

あらゆる否定的感情からの

開放装置なのだ

 

知性とは

あらゆる肯定的感情の

増幅装置なのだ

 

知性とは

自分の本当の喜びとは何かを

見極める羅針盤なのだ

 

あなたが

否定的感情から逃れられず

肯定的感情を増幅出来ないのなら

まだあなたの知性は目覚めていない

 

あなたは感情に鎖を付けられ

引き摺り回される

奴隷になってしまっている

 

本当の知性とは

感情の鎖を断ち切る刃だ

 

本当の知性とは

全てを貫き縫い合わせる

ダイヤモンドの糸だ

 

神が人間に与えた最高のもの

それは、愛ではなく知性

 

人間は元々愛で出来ているので

愛を新たに与えられる必要はない 


人間は知性を使って

自分が愛であることを知ることが出来る

 

人間は知性を使って

否定的感情が不要であることを理解する事が出来る

 

ポップソングに騙されてはいけない

そんな感情を遥かに超えた広大な感情

それが知性

 

強く

美しく

透明で

輝いており

全てを繋ぎ

全てを調和へ導く

 

あなたの諦めさえ

ここでは調和の大切な一部

 

だから安心するといい

今のあなたも

宇宙の大調和の正しい姿なのだ

 

知性の目を得たとき

あなたはそれを理解し

 

全ての喧騒

全ての不調和

全ての嫌悪

 

それが美しい全体の一部という事に

気付くだろう

 

「認識する」ということが

どれほどのパワーを持つか

想像した事があるだろうか?


力とはkgでもなく

$でも¥でもなく

命令を聞く人間の数でもなく

イチバンになる事でもなく


本物の知識の事だ


本物の知識があれば

100億作るのに一生を懸けてから

残り時間のない事に後悔する事も無い 


本物の知識があれば

頂点まで登り詰めた後に

そこに何も無かった事に後悔する事も無い


本物の知識があれば

命令に従う人間が増えるほど

自分の中の虚しさを突き付けられる事に

後悔する事も無い

 

本物の知識は

100億のお金

イチバンの称号

強大な権力

それらよりもパワーがある


本物の知識の前では

それらのものなど

何の価値も無い


人間の目的は

知性による認識なのだ

その為だけに

人間は作られた

 

だから

知性を育て

認識を育て

その為に生きるのだ

 

そして

知性が

本当の知識を

新たに認識する度に

あなたは

 

軽く

強く

深く

柔らかく

幸せに

なっていく

 

その為に神から与えられたもの

それが知性

 

そんな知性を

あなたは持っている

 

人間の唯一の希望は

知性を開発し

この地獄から脱出すること

 

 

幸せの中に生まれた赤ん坊は

社会によって「言葉」を詰め込まれ

今、ここの幸福から遠ざかる

これが知性の第一形態

ただの「頭脳」

 

社会に出た赤ん坊は

自分の労働を貨幣に変える事を覚え

いつでも裏切る下らない集団から外されない為に

「頭脳」を使う

これが知性の第二形態

 

やがて赤ん坊は気付く

ここは無限の地獄であると

ここで赤ん坊は青年になり

知性の明かりで

地獄の出口を探し始める

これが知性の第三形態

 

そして知性は知性自身に気づき

地獄の裏口を見つける

それはいつでもそこにあった

これが知性の第四形態

 

そしてついに

知性は感情の鎖を断ち切り

新しい世界の扉を開く

 

そこでは

先に脱出した

たくさんの大人たちが

笑顔で迎えてくれるだろう

 

「よくやった

今からは何でも好きにするがいい

この地球はあなたの遊び場だ」

 

そしてあなたは大人になり

再び赤ん坊へと還る

 

ここで知性は

最後の変化を遂げ

永遠に終わらない

あなたの遊び道具となるのだ

(転載自由)